骨盤の角度にストイックになろう
骨盤の稼動はキューバンモーションにおいてなくてはならない必須のムーブメントである。
また、これの稼動域が大きければ大きいほどにダンスがダイナミックに見え、るのでぜひともこの稼動域を拡大することに尽力してほしい。
さて、ではいったいどのようにこの骨盤の稼動域を広めるのか?
それはずばり『筋トレ』である。
ダンスにおける技術向上とはもちろんダンスのベーシックムーブメントにおける仕組みを理解することでダンスの再現性を高めることだが、それ以前に自分の思い描いた動作を正しく自身の五体でコントロールしなければならない。
骨盤は文字通り骨なので稼動しない。骨盤は腹斜筋でコントロールせよ。
腹斜筋とはずばりこれ
ここをただひたすらに鍛えるのだ!
この骨盤の角度をコントロールするための腹斜筋が発達しているほどに引き上げ、引き下げのコントロールが骨盤の稼動域拡大に大きく役立つ。
訓練方法
ジムで鍛える。
単純動作を繰り返し負荷をかける。左右前後におけるバックエクステンションによる強化がおススメ。
エクササイズ。
動的なアクションを取り入れたコントロール練。まずはゆっくりでよいから右回り、左回り、八の字の軌道を描けるように徐々に開拓していこう。
蹲踞(そんきょ)。
蹲踞を侮るなかれ。体幹の緩みが許されないこの体勢を長時間キープできると潜在的な筋肉のトレーニングとなる。
以上のトレーニングを実践することで、クカラチャの稼動域拡大、ダンスのダイナミックさの底上げとなる。